生涯現役ベーシスト、松長誠です

長い一日でした、
これ、17日のお話なんですが、
長さよりも濃さを感じまくりの一日でした。
ここまでの濃さって、これまでにあったかな？
なんて思えるほどの内容でしたね。

先日も書きました通り
この日は昼の分にイベント、
夜は通常のcoconutsライブというもので
正午〜23時クローズまで、
食事をとる時間も奪われるほどの進行でした。

でも、とても楽しみにしていたんですよ。
先ずは昼のイベントも、演奏陣は
coconutsのメンバーが大半ですし、
それにプラスして素晴らしいメンバーが加わりましたので
ここで共に演奏出来る幸せを噛みしめていました。

そして何と言っても初体験の6ステージ、
これはずっと以前から一度やってみたかったことなのです。

昨年までは、ここメモリーズも
一日6ステージが通常の運営スタイルでしたし、
今も某大手Kあたりは6ステージ行っているんですから
別にどうってことはないよって声もきこえてきそうですが（笑）

ただ決定的に違うことは
営業バンドが培ったペース配分で
適度に手を緩めながら行うライブとは訳が違います。
ここ重要！

一切の手抜きなし、おまけに還暦突破、
この状態で、緊張観を切らすことなく、
夜の部を昼の部以上のテンションテンションで
最後までこなす。

結果から言えば、パーフェクトは無理としても
思っていた以上にテンションを下げることなく
最後までこなせたと、自分では思っています。

緊張観も予想に反して切れることはなかったですし、
むしろゾロゾロゾロゾロステージに上がってこられて
ちょっとムッと熱くなったりしてたりして（笑）

とにもかくにも、貴重ないい経験をさせていただきました。
昼の部の主催者、ユミラルにも感謝の気持ちでいっぱいです。

ひとつ今回観じたこと、反省すべきことは、
どんなにすごい人達が集まっても、
あやふやな部分を残してはいけないということです。

何しろ誰ひとり、使えるのに譜面を見ないのですから
つまりは全てを把握していなくてはいけないわけです。

上手いからリハはやらなくても大丈夫とか
これは絶対間違っていると思います。

本当に個々が完璧に構成からエンディングまで
しっかり把握してこそ成り立つことであって、
やはり人間ですから、夥しい曲数を一気に覚えれば
本番中に必ず誰かがどこかで飛ばしてしまったりするものです。

終わりよければ全てよしではないですが、
あやふやな部分を残してはいけない、
残したならば、必ず自分で確認して把握する、
アイコンタクトとか何とかなるだろう、
みたいな気持ちは絶対に何とかなったりしないものです。

何度もいいますが、僕は例外としても、
これ以上にない超絶メンバーが集ったのですから
ちょっともったいないなぁなんて思えるところが
多々ありました。

次があるのかどうか、あったとしてもいつなのか？
全くわかりませんが、もし次があるとするならば、
やはりリハーサルが大切で
ここであやふやな部分を残すことなく
仕上げておくことが絶対必要ではないかなって
悔しい部分でもありました。

僕が思うに、すごい人ほど
本人はやっているという自覚はないのかもしれませんが、
しっかり準備をしているものです。

すごい人がそうなんですから
あやふやなんて、やっぱりとんでもないことですよ。

なんて、生意気なことをズケズケ書きましたが
お祭りであっても、究極の内容を残したいですから。

体力的には音楽活動、
もう少しは続けていけるのかな、
なんて自信も少し持てたりしましたから
つまりはもっともっと
自分が頑張らなくてはと思っています。

本気です！（笑）