生涯現役ベーシスト、松長誠です

若きミュージシャンお二人と日曜のランチ、
いいですねぇ、若いって。
おかげで楽しい時間を過ごす事ができました。
一人は以前、ここでも紹介させていただきました
メジャーを目指すシンガー、榊くん、
そしてもう一人は今回が初対面の山本くん。
彼は榊くんの友達で腕のいいドラマーなんです。
タトゥーに華ピアスと、風貌はド派手ですが
本当に二人とも好青年、
出会いも運命的なものをでしたし、
今後の交流を大切にしていきたいですね。

その後、六本木へと移動。
今回お初、シルビーというライブハウス、
いいですね〜、このお店は、
適度な広さにゆったり感、
ステージ真正面を向いてのカウンタ席、
これ、最高です。

出演は「東京フランシスカ」というバンド、
そしてこのバンドのボーカルは
もちろん、言うまでもありませんが、
完膚なきまで完全ナックアウトなsaeさん。

70年代あたりからの歌謡曲オンリーを演奏するこのバンド、
正直ものすごくショックでした。
20代前半という若さで、とにかくメンバー全員が超絶、
おまけにルックスもグッド、全員のバランスが自然で実にいい、
トークも掛け値なしの面白さ。
更なる驚きは皆さん、メインの仕事を持っているとのこと、
つまりアマチュアってことか！？
うまい表現が見つかりませんが、
完全にプロを越えてしまったアマチュアです。
すごいよ、こいつら！！
自分の36年のキャリアって何だったの？
って、嫌でも深く考えさせられてしまうようなスゴさがありました。

さてさて、とは言っても
やはりこの方の存在があってこそのバンドです。
ステージ衣装（ドレス系）を用意してきたそうですが、
急遽、アットホームな感じでやろう、
というメンバーからの意見により
着替えなし、全くの普段着がこれですよ。
そこらのシンガーが思いっきり着飾ったって
このカッコよさには遠く及びません。
センスというのは普段着にこそ出ますよね。
きっと間違いなくハイセンスな方だと思ってはいましたが
今夜も完全ナックアウトです。
参りました。

僕が中学時代にリアルタイムできいていたような楽曲の数々を
一体どうやって選曲したの？
こんな曲、本当に知ってるの？とかって
不思議すぎるセットリストでしたが、
時を越えて、本物以上の感動を僕に届けてくれました。
シンガーsaeさん、彼女こそ本物中の本物です。
彼女に出会えてよかった！

おつかれさまでした。