生涯現役ベーシスト、松長誠です

今夜は久々のオルガンジャズ倶楽部。
coconutsが誇る偉大なシンガー
栗ちゃんの初ソロライブでした。

それにしてもすごいですよね。
忙しい中、バンドのみならずソロ活動まで。
とても自分ではありえないことです。

一緒にバンドをやっているわけですから
彼女がグッドシンガーであることは
十分にわかっていることですが、
一体どんなステージになるのか
これって、なかなか想像できなかったです。

もしかしてジャズもどきオンパレード？
なんて思ったりもしていましたが
ふたを開けてみれば
やはり彼女はソウルシンガーでしたね〜。
何だかついつい嬉しくなってしまいました。



1部を自身の弾き語り、
ピアノ奏者をバックに置いて
何とヴァイオリンまで弾いてしまうとは（驚）
全体的にアンプラグド的な印象。

2部はバックにバンドを置いて
音圧もかなりありましたし、
普段のバンドでのスタイルって感じでした。
スティービーにアレサ等々
おなじみの名曲をきかせてくれました。
演奏陣もさすがにプロというだけあって
皆さんすごく上手だったです。

お客さんも大勢詰めかけて
店内は満員大盛況のライブとなりました。
彼女の人柄も影響していますよね。
初のソロライブ、大成功ですよ。

せっかくの機会ですし、
ちょっと僕なりの感じたことを書かせてもらえば
彼女も本物のグッドシンガーで僕の誇りです。
それでもあえて今後もっとこうなってほしいって希望を
一方的に言わせてもらうとすれば
まだまだちょっと遠慮がちというか、
ややおとなしいかなって印象なんですよね。
歌は上手いしルックスもいいし
ファッションセンスも抜群なのですから
少し毒的な要素が加わってくると
もう鬼に金棒なんじゃないでしょうかね。

mcも重要だし、踊りや振りも絶対必要だと思うし
例えばちょっとした体の動き、
ちょっとした視線のあて方とか
小さなことでも
圧倒的な存在感を感じさせることって結構あるんですよね。
シンガーはあらゆる要素が必要なわけで
本当に大変なポジションだと思いますが
それだけ注目されるポジションですからね。
今後ライブ本数をこなして経験を重ねて
客を手の平で
転がしてしまうくらいのシンガーになってほしいです。
まぁ、彼女だったらなれますよ。

お疲れさまでした。