生涯現役ベーシスト、松長誠です

移動が多く、力仕事もありーの
そこそこバタバタの
老体には少々厳しい一日となりました。

そんな今夜はメモリーズ
ゲストは言うまでもありませんが、
あのリチャードさん率いる
ダイアモンドドックスさんです。

僕は3回目前の入店となりましたが
強烈な寒さにも負けず、たくさんのお客さん、
しかも最終の6ステージへ突入しても
多くのお客さんが残っていらっしゃいました。

今は6回のステージを行うライブハウスは
某大手ライブハウスKと
ここメモリーズくらいのものではないでしょうか。

まぁ、平日であれば普通は
終電がなくなる前に帰りますよね。
っちゅーことは
人が集まらないことがわかっていて
無駄な営業はナンセンス、
と考えることもとてもよくわかります。

わかってはいても、
自分のライフスタイルからすれば
遅くまで演ってもらえることがありがたいですし、
終電のなくなる深夜でも
活気溢れるお店がもっともっと
増えてほしいなって思います。

お客さんポツポツの状況での
演奏側の技量って、
最も問われる部分だと思うんですよね。
実際に難しいですよ、
人がいない中で熱く盛り上げるなんてことは。

客側からって
演奏者側のやる気のなさや
早く飲みにいきた的な雰囲気って
とてもよく伝わってくるもんです。

これではテンションも下がるばかりですし、
でもこんな状況が当たり前な現実とくれば
深夜に客がいなくなる要因は
終電の問題のみではありませんよね。

現に賑わっていた時代もあるわけですから
やっぱり終電を無視してでも魅たいって
そんな魅力溢れるバンドが
あまり存在していないということでがないでしょうか。

って、前が長くなってしまいましたが
何が言いたいのかと言うとですね、
今夜のバンドはよき時代を
取り戻すことが出来るバンド。

いつも書いていることですが
客が多かろうがポツリであろうが
手抜きなしは当たり前、
逆にテンションが上がっていくくらいの
圧力を感じさせてくれます。

今夜のようなバンドだらけならば
古き良き時代が
よみがえってくるのではないでしょうかね。

バンドとしての一体感、スピード感
チームワーク諸々、
本当に心地よいリズムを感じさせてくれます。

もちろん最終ステージまで観戦させていただきましたが
最後の最後まで楽しくて素敵なライブでした。

そうそう、今夜はベースのチャッキーさん
何とジャクソンシスターズのあの曲、
披露して下さいました。

僕もこの曲、長く演奏していますが
間違いなく言えることは
歌いながら弾けるようなベースではありません！

だけど、この方はそれを難なく
（きっと見えないところでは
凄まじい練習を積んでいるかと思いますが）
こなしてしまわれているんです！！
すごいなぁ。

さっすが僕が尊敬するベーシスト、
何とかまだ生きていますが
あまりの凄さにショック死しそうになりました（笑）

またのライブが楽しみです。

お疲れさまでした。