生涯現役ベーシスト、松長誠です

仕事、またまた暇なんですよ。
周りからも同じようなボヤきばかり耳に入ってきますが、
以前に比べると暇期が長すぎるんですよね。
ヤバし。

そんな今夜はメモリーズ、
ゲストは言うまでもありませんが、
リチャードさん率いるダイアモンドドックスさん。

余裕の3回目前入店ですが、
ほどよい混雑、いい雰囲気です。

そして背後から、
どうも！って声をかけられて振り向けば
うぉー、何と何と
僕のイチオシシンガーAさんのお兄さんYくん。

おききすれば、
不定期とのことですが、こちらで働かれているそうです。

これまでに何度か顔を合わせてはいるんですが
お話させていただいたのは今夜が初めて、
感じもいいしイケメンだし、ナイスガイ！

さてさて、ライブですが、
この安堵感はやはり、今夜のバンドならではです。

個々の高いスキル、
これがさり気なく基本にあるんですよ。

その上にメンバー個々の個性がクロスしつつ
見事な共同体が出来上がっているんですね。

個々の個性、めっちゃ濃いのですが、
スタンドプレーのようになることなく、
それぞれが支え合いつつ押し上げるみたいな。

プラスして、バンド全体が醸し出すあたたかみ。
やっぱりこの業界唯一
バンドと言えるバンドと断言いたしましょう。

忘れてはならないのは
やはりこのバンドの核である
リチャードさんとラナさん。

お二人のバンド内での心配りが見えるんですよ。
引きだしておられるんですよね、メンバーの魅力を。

お二人の存在があって
皆の個性がノビノビとナチュラルに
融合し合える環境が出来上がっているんですね。

僕も自分のバンドで、
お二人のような存在でありたいですが、
うーん、ちょっと僕の器ではねぇ
無理でしょうな（苦笑）

3回目、4回目と
毎度のことですが、ダンスフロアも盛り上がり
熱いステージが進行されていましたが、
今夜はちょっとハプニングが。

4回目が終了して、お客さんがひき始めて
5回目が始まる前には
僕一人となってしまいました。

平日ですし、終電の時間が近づけば
それまで盛り上がっていた店内も
ガランとしてしまうのはごく当たり前の現象。

そして、たまにですが、
誰もいなくなってしまうということがあるんですよね。

もちろんこれは、このお店に限らず
某大手グループKにおいても
僕自身何度も経験済みです。

何しろ僕一人なんですから、
さすがに観る側としはちょっと辛い（苦笑）
もちろん演る側も同じのはず。

ところがここからがまたこのバンドの真骨頂。
テンションを下げることなく
たった一人の客に敬意を表してくれるみたいな、
って、また表現力乏しくてすみません（笑）

要は超満員であろうが、一人であろうが
同じなんですよ、このバンドは。
改めて、すごいですよね。

お願いしてもいないのに
しっかりあの曲をセットリストに加えて
歌って下さったり。

同じ意味かもしれませんが、
今日はライブを観たというよりも
コンサートを堪能させていただいた、
終わってそんな気持ちでした。

次回がまた楽しみです。

おつかれさまでした。